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Author:sexykent
オイルショック+ベビーブーム世代の元デザイナー。芸術や音楽に早くから目覚めたが、才能を伸ばすほど追求せず。いいかげん我とアートの関係を問いただしたくなった矢先、一切のデザイン生命を絶ちきる。そして今、仕事と生き甲斐をリセットして歩んでいる。最近はNike + iPod Sport Kit を利用して体力作りナンゾを画策中。
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| ウラバンダイ |
東北自動車道にて…竹内まりやの不倫ソングを聴きながら、黄色いカウンタックと黒いポルシェに抜かれた、シルバーコペンライダーsexykent@Fukushimaです (・_・) だって140km/hでリミッターかかるんだもん…
さて、今日は朝っぱらから涼しい。今日から天気は下り坂との予報が当たったな。そんでもって、ウチのコーヒーの配達がてら、ウチの作成した外注白磁陶器もある「諸橋近代美術館」に行ってきた。ここは、裏磐梯のスキー場の近くにある美術館。今は、夏に向けてキレイな自然に囲まれた磐梯山のゴンドラも楽しめる模様。
日本各地で、ある芸術家の作品をコレクションにして美術館展示している財団が多くある。ここもその類いの一つで、アルバドール・ダリのコレクションが多く、通称ダリ美術館とも言われる程。「マリー・ローランサン美術館」てのも長野県茅野市にあるんだけれど、今回ダリ美術館でも「-パリの華- マリー・ローランサン展」という企画展を催しておった。
マリー・ローランサンはピカソとかとも親交があって、社交界のパトロンだとか、舞台衣装作家としての顔もあったり、音楽家とも繋がりもある。詩集も出していたりする。影響を受けたり受けられたり、それでいて独自のぼんやりした清色とビビットな色使いの対比と、大胆な画面構図が印象的だ。それは社会性を持ったメッセージ的なものではなくて、自己を客観視したり、ありのままを映し出す詩的な大人しい存在感である。それは作品だけを観ると、こじんまりとした自分と友人、あるいは大切な人とのプライベートな世界を匂わせるのだが、激動の20世紀を芸術の世界で生きた一人の女性としての視点からみると、リアルな日記にも思えてくるから不思議だ。
シュルレアリスムの要素も垣間見えていて、この時代のパリに生きた価値観・道徳観も滲み出ている。マリー・ローランサンは同性愛的な趣向があったらしく、二人の裸婦を同じ空間に絡ませたり、時にオプションで鹿みたいな動物もセットだったりとかして、ソフトタッチではあるけれどレズビアンを謳歌しているという自信を、絵画の中に切り取って残しているように見える。
今年は、シュルレアリスムの展示会が数カ所で行われている。昨年のダリ展から続いて、シュルレアリスム繋がり連発だね。シュルレアリスムの芸術作品の観賞は、主観と客観の両面からアプローチしたい。本質を描きたくて芸術に託した作家と同じ視点でモノを観て、その指摘を受けたベクトルの矛先となっているのは俺だとする自己問答的視点とか…。そしてそういう難しいことから離れて、ただ造形の奇抜さを捕らえて、自分とは関係ない世界と共感出来ないセンスの観察という視点…。
まぁ、芸術は何を感じようが自由だ。むしろ、「何かを感じる」「何かを考える」という入り口というかキッカケでもよくて、そこにインスピレーションとか刺激とかヤル気とか、少なからず影響はあるはず。その影響というのは、感化とか洗脳というお子さまレベルのものではイケナイね。
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